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会社売却を行うために準備しておくべきこととは?

準備不足は会社売却の失敗を招く!

準備不足のまま会社売却を進めてしまった場合、売却額が当初の目的に届かなくなることはおろか、そもそも買い手企業が見つからないという事態にすら陥りかねません。

会社を「高く」売るためには、「売れる会社」としての準備が必要です。準備が不足している場合には、売却希望価格に見合うだけの価値がないと判断され、売却価格が下がってしまうことが考えられます。

会社売却を行う上で、必要な事前準備とは

では、会社の売却を行う際にはどんな事前準備が必要なのでしょうか。

1.財務・ビジネスにおける情報の整理を行う

会社を売却する上では、会社のビジネスが将来的に有望であるかどうかを証明することが大切です。

売却する会社にどれくらいの利益があり、どんな価値があるかといった内容を資料にまとめ、買い手の企業に伝える必要があるでしょう。

資料にまとめるべき内容としては、財務情報や組織図などが挙げられます。特に財務情報については、会社売却の金額を決めるために最も重要視される情報です。

現在の状況はもちろん、将来見込まれる利益があるかどうかの判断材料にもなります。

当然、利益が出ている会社の方が良い条件で売却を行える可能性が高いのですが、利益が少ない会社だったとしても、将来の利益を見込めると判断されれば、高い金額での売却につながるケースもあります。

2.社会保険など労務面の整理を行う

現在、労務管理は非常に厳しく見られる傾向にあります。中でも特に注意すべきなのが、社会保険の加入状況と支払状況です。

基本的に、社会保険未加入・未払いの会社については、売却は難しいと考えておくべきでしょう。社会保険未加入・未払いの状況での会社売却は、買い手企業へ迷惑をかけることになりかねないからです。

また、社会保険未加入の会社で利益が出ていたとしても、買い手企業は社会保険加入に必要な費用を加味した上で買収金額を決定するため、売り手と買い手の間で希望金額に大きな開きが出てくることもじゅうぶん考えられます。

3.コンプライアンス面の確認

会社売却を行う上では、自社で不当な取引が行われていないかなど、コンプライアンス面での確認を行う必要があります。不当な取引を行っている会社は、売却の対象とならないと考えておくべきでしょう。

買い手側の企業は、貸借対照表や損益計算書など、あらゆる書類を確認して、不透明な取引や法令上・税務上問題となる可能性のある取引がないかを調べます。万が一、そこで問題になりそうな取引が見つかった場合には、早急に問題を解消し、情報を開示することが必要となってきます。あとから問題が発覚してしまうと、買い手の心象に極めて悪影響を及ぼし、売却金額が下がってしまうだけでなく、会社売却の話そのものがなくなってしまうという、最悪のケースすらあり得ます。

4.人材の確保

会社売却後、事業を継続していくためのキーパーソンが会社に残るかどうかは大きな問題です。

そのため、キーパーソンとなる人物が仕事を継続してくれるかという意思確認は非常に重要となります。

ずっと会社に残るのでないなら、ある程度の期間仕事を続け、業務の内容を引き継ぎ、後継者を育成できるかどうかも確認する必要があるでしょう

そして、キーパーソンが仕事を続けられないとなった場合には、会社売却を行う前に引き継ぎを行ってもらうなどして、キーパーソンの代わりになれる人材がいることを明確にする必要があります。

5.自社の強みと弱みを明示しておく

会社を売却するにあたっては、自社の強みと弱みを正確に把握しておくことが大切です。

買い手企業にとっては、その会社にどんな強みがあるのか、そしてどうすればその弱みをカバーできるのかが買収のポイントになってくるからです。

また、自社の弱みを把握することは、売り手企業にとってもメリットがあります。

その弱みがどんな企業であればカバーできるかを明確にすると、どんな企業に買い取ってもらうのがベストなのかという指針が見えてくるからです。

会社売却に必要な準備期間

会社売却を行う上では、売却までのスケジュールを設定した上で準備を行う必要があります。

一般的に、会社売却に必要な準備期間は「最短で3ヶ月、最長では2年」と言われています。

それぞれのケースで売却までに必要な期間は異なってきます。一例として、後継者不足のための売却する場合を考えてみましょう。

この場合は、理念や経営方針の引き継ぎまで必要になる可能性が高くなるので、単なる売却ではなく、両社で話し合いを持ち、経営理念を確認していくなどのステップを踏むことになります。

そのための時間としては、最低でも6ヶ月は必要と考えるべきでしょう。

逆に、3ヶ月という短期間で売却まで完了できるのは、ニーズに合致した買収先が見つかり、スムーズに話が進んだ場合と言えます。

そうしたケースは稀なので、まずは無理のないスケジュールを立てた上で、時間をかけて売却の準備をする必要があるでしょう。また、経営者自身が会社売却を行うという気持ちを固めるためにも、スケジュールを定めるに越したことはありません。

会社売却は、事前準備が肝となる

会社売却を行う上で必要な準備と、そのために必要な期間について説明してきました。希望する金額で売却するためには、入念な準備が必要です。

そのためには細かくスケジュールを定め、時間をかけて準備を行っていく必要があります。

この準備をどれだけしっかり行うかが会社売却の成功を左右するということを覚えておきましょう。

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