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会社売却を成功させるための交渉条件

会社を売却する際に交渉する条件は少なくとも4つ

会社売却を行う場合、売り手企業・買い手企業の間では多くの点について交渉が行われることになります。 実際にどんな点について交渉が行われるのかを見ていきましょう。

買取価格

会社売却において最も大きなポイントは「いくらで会社が売買されるのか」という部分。

売り手企業はできるだけ高く売りたいと考えていますし、買い手企業はできるだけ安く買いたいと考えていますから、この2社の間における差をどうすり合わせていくかが非常に大きな課題となってきます。

一般的には、売り手企業が希望額を提示する形で交渉を開始するケースが多いですが、双方が希望価格を提示するようなケースの場合は、相手の出方を見ながら慎重に話を進める必要があります。

さらに買取価格が決定した後には、支払い条件に関しても詰めておく必要があるでしょう。

例えば売り手企業は一括払いを希望していたとしても、買い手企業側では分割払い希望であったり、一定金額を支払った後、残りは会社買収後のパフォーマンスに応じて支払いたいと考えている場合もあります。

社員の処遇

経営者・従業員ともに気になるのが、会社売却が行われた後、売り手側の従業員がどのような待遇となるのかという部分ではないでしょうか。

給与面はもちろん、現在の業務を続けることができるのかといった部分は、社員一人一人の生活に直結してくる部分だけに、しっかりと交渉しておく必要があります。

会社を手放すことについては納得できていても、社員の処遇が気にかかってしまうことで会社売却を進められない経営者も多いと考えられます。

売り手企業にとっては、会社の売却によってこれまで育ててきた社員が会社を離れてしまうのは避けたい事態ですし、買い手企業にとっても人材を含めて会社を評価し、買収を決めるわけですから、優秀な社員はそのまま残って欲しいと考えている場合が多いと言えるでしょう。

そのため、会社売却にあたっては従業員の待遇についてはしっかりと交渉を行い、基本合意契約の際と譲渡契約の際に、従業員の待遇に関する条件を確約することが重要です。

交渉により提示された条件であれば会社売却後も残って働き続けたい、と従業員が思えるような条件を取り付けられることが理想です。

経営者の処遇

従業員の処遇とともに、経営者自身の処遇も交渉が必要な部分となってきます。

会社売却が行われた後には、経営権は買い手企業に移ります。その際、買い手企業から新しい社長や役員が派遣されてくるケースが一般的のため、旧経営者は経営から離れることになりますが、そのままリタイアするとは限りません。

多くの場合、社長の業務の引き継ぎや、2社の経営統合の手助けを行うという意味から「顧問」や「相談役」といった立場で会社に残ることを求められます。加えて、会社の売却が行われて経営陣が変わったとしても、これまで一緒に仕事をしてきた経営者が社内にいるだけで社内の動揺も少なく済むことが多いという点も見逃せません。

経営者自身が会社に残ることを希望している場合には問題にならない可能性が高いと考えられますが、会社売却をきっかけに、旧経営者自身はリタイアしようと考えている場合などには、引き継ぎにどれくらいの時間をかけるのか、すなわちいつ頃引退できるのかといったことなどについて、買い手企業との交渉が必要になってきます。

また、会社売却後も自身が経営を続けたいと考えている場合にも、買い手企業との交渉が必要になってくるでしょう。経営者自身の処遇についても、会社売却の交渉を行う中で、両社でしっかりと書面での合意を取り付けておくことが必要になります。

契約時期(引き渡し時期の決定など)

売り手企業の意向としては、今すぐ会社の売却を行いたいと考えている場合もありますし、会社が売却できるなら特に時期にはこだわらないといったケースがあります。

また、買い手企業の意向として、今期中にクロージングしたい、またはリスクの可能性を検証する時期を持ってから契約を結びたい、といった考えを持っている場合があります。

このように双方で希望の契約時期が異なる場合には、しっかりと交渉で詰めておく必要があるでしょう。

条件の優先順位を決めてから交渉に臨むことが必要

上記に挙げたように、会社売却においてはさまざまな条件について交渉が行われます。交渉を行う場合に必要なのは、条件の優先順位を決めておくことです。

双方違った希望を持っているわけですから、全ての交渉が当初の条件通りに進むわけではなく、時には譲歩する必要も出てくるでしょう。ですから、希望の条件を考える上では、絶対に譲れない条件を除き、ある程度幅を持たせて考えておくことが必要となってきます。そして、「この条件だけは譲ることができない」というものが何かを明確にした上で、交渉に臨むことが大切と言えます。

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