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ノンコア事業の売却注意点は?

M&Aでできること「事業の選択と集中」

M&Aでできることは「事業の選択と集中」です。具体的には、コア事業とノンコア事業とを選択し、ノンコア事業を売却することとなります。最初に、コア事業およびノンコア事業とは何なのか、それらをどのように選択したら良いのかを見てみましょう。

コア事業とは?

コア事業とは、企業において利益を大きく上げている、中核的な事業のことです。企業においては、「上位2割の事業が全体の8割の利益を上げている」といわれることがあります。コア事業とは、この「上位2割の事業」を指すといえるでしょう。

ノンコア事業とは?

ノンコア事業とは、大きな利益を上げていない事業のことです。これまでの日本の企業は、幅広い事業を行うことにより総合的に利益を上げてきた側面がありました。総合家電メーカーが、白色家電について一通りの製品をすべて製造・販売することなどはその代表的な例となります。

しかし、それらの事業がすべて利益を上げるわけではありません。中には、赤字続き、あるいは赤字とまではいかないにせよ収益が伸び悩む事業もでてきます。

それらノンコア事業であっても、所属する社員の人件費や管理・運営のためのコストは必然的に発生します。景気がよい時代であれば、コア事業の利益で存続を続けられたノンコア事業も、近年では維持することがなかなか難しくなっています。

コア事業とノンコア事業の選択

そこで、近年になり、コア事業とノンコア事業とを選択肢して切り分け、ノンコア事業を売却する動きが進んでいます。ノンコア事業を売却するM&Aは、売り手と書いての双方にとってメリットがあります。

ノンコア事業をM&Aするメリット

ノンコア事業の売却は売り手と買い手がwin-winになりやすい

ノンコア事業の売却は、売り手と買い手の双方にメリットがあり、win-winになりやすいことが特徴です。売り手および買い手それぞれのメリットは、次のようなものとなるでしょう。

売り手のメリット

ノンコア事業を売却することについての売り手にとってのメリットは、第一に、経営が効率化することがあげられます。ノンコア事業は、いわば「ぜい肉」ともいえる事業であるといえます。ぜい肉をそぎ取ってスマートになることで、コア事業に人員や労力、資金を集中させ、会社の利益をより高めていくことが可能となります。

また、ノンコア事業であっても、社員を確保していかなければなりません。コア事業にとってすら、優秀な人材を集めることが困難な近年、ノンコア事業に対して人材を確保することは大きな労力と資金が必要になってくるでしょう。

ノンコア事業の売却は、ノンコア事業に所属する社員にとってもメリットとなることが多いです。売却される以前には、社内で「中核ではない」とされる事業に配属されるいたために、モチベーションが高まらない社員もいることでしょう。売却され、求められる企業へ行くことで、所属社員のモチベーションが高まることは多くあります。

買い手のメリット

企業のノンコア事業を買い取ることの買い手にとってのメリットは、新規の事業展開がスピーディーに進むことです。

新規に事業展開をしたいと思っても、一から事業を起こすのでは、時間やお金、労力が莫大にかかります。しかし、すでにある程度の顧客や実績を獲得している事業を買い取ることにより、一から事業を起こすことよりスピーディーに事業展開が進められます。

また、買い取った事業が収益を上げるようになっていけば、企業価値が上がります。それにより、さらなる資産の形成や事業の拡大も可能となります。

以上のように、ノンコア事業のM&Aは、売り手および買い手の双方にメリットがあるものです。近年では、投資家が企業のノンコア事業を買い取り、その事業を得意とする別の企業へ売却するなどのM&Aも多く行われるようになっています。

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