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永守重信のM&A格言

M&A戦略で事業拡大に成功している永守重信氏について、M&Aを検討されている経営者が注目すべきポイントをまとめました。

永守重信氏とは

永守重信氏は、日本電産の創業者であり、代表取締役会長(最高経営責任者)です。『フォーブス』誌によれば、日本の長者番付で第6位。優秀な技術を持った企業が経営不振に陥った際、買収して子会社化し、建て直すことで知られています。

永守重信氏のM&A遍歴

永守重信氏のこの売却に注目!

永守重信氏は、常に先読みながらM&Aを行ってきています。

たとえば、「製造業のデジタル化」が進むと見込み、自動化部品の製造とM&Aに注力。モーターに減速機をつけるなど、複数の部品が一体化したモジュールの製造を進めてきました。M&Aでも、日本電産が、入力と水平方向の動きを効率化するのが得意であるため、垂直方向が得意なドイツの減速機メーカーである『MSグレスナー』を買収しました。

また、中国の高齢化にも注目してきています。

かつての中国は、労働力の安さが大きな特徴となっていました。しかし、労働者の高齢化により、人件費が上がってきています。永守氏は、さらにそのため、中国の工場で「自動化機械」が必要になってくると読み、早くから対策を行ってきました。人件費が上がるだけでなく、一人っ子で育った中国の若者が工場で働くことを嫌がり、自動化機械が必要になるとまで予測した人は、永守氏以外には少なかったといわれています。

永守重信氏のM&A格言

永守重信氏は、『日経ビジネス』のインタビューにおいて、次のような発言をしています。

「2017年には米電機大手エマソン・エレクトリック(ミズーリ州)の産業用モーターや発電機などの事業を買収した。かなりの規模(買収額は12億ドル)でしたが、そうしたものに小型の買収を組み合わせていくのが私のM&Aの仕方。石垣の大きな石の間に小さな石を入れるような詰め物型買収と呼んでいるけれども、これをやっていくことで強い技術を作っていくことができるのです。」

また、『DIAMOND』誌では、次のような発言もあります。

「大きな会社をどんどん買ってそれで売り上げを伸ばそうとしても無理があります。大きな会社を買ったら、それに関連する小さな高い技術を何社か買収する。あくまで今の技術に関連する会社です。

すべては、技術の複合化やシステム化のためのM&Aで、M&Aありきではありません。基本的にオーガニックの成長が50%、そして残り50%はオーガニックを伸ばすために足りない技術を補完するという考えでやっています。」

M&Aは、ただ単に売上を伸ばすために行うのではない。自社の技術で足りないものを補完するために行うのだ…。この永守氏の考え方には、学ぶべきことが多いといえるのではないでしょうか。

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